猫の寿命はどのくらい?飼い猫と野良猫の違いは?

猫の知識で意外と知られていないのが寿命の長さです。人間と違って、年を取っても見た目がさほど変わらないので、パッと見はあまり分かりません。しかも、猫の寿命は、飼い猫と野良猫とで違います。

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飼い猫の寿命はどのくらい?

毎日、ご飯が食べられ、気温管理、体調管理などがされている場合の猫の平均寿命は15歳と言われています。こちらの数字は、昔に比べ長くなっています。完全室内飼いが増えたこと、キャットフードの普及、医療の充実、飼い主の猫の知識が深まったことなどの要因が重なり、寿命が長くなったようです。詳しく見ていきましょう。

完全室内飼いの増加

外と家を行き来する飼い猫は、年々少なくなっています。うちでも30年ほど前は自由に行き来させていて、途中でいなくなってしまったり・・・と悲しい出来事がありました。
家に閉じ込めておくのは可愛そうという意見もありますが、猫は人間が暮らしているのと同じくらいの広さがあれば、まず大丈夫です。外で危険なことに遭遇することの方が、もっと可愛そうです。自分の家という落ち着ける空間があるのは猫にとって安心できることです。運動不足解消のグッズなども各種ありますので、家の中でも快適に暮らせます。

キャットフードの普及

現在は、安いものから高級なものまで、かなりの種類のキャットフードが売られています。昔は人間の残飯をあげたり、魚だけを与えたり(本当は猫は肉食)と、猫の生体に適さないご飯のあげ方が多く見られました。現在は、キャットフードを与えるべきという認識が増えています。

医療の充実

昔は、「猫の鼻の頭が濡れていたら健康」と言われていました。実際は、鼻の濡れ具合だけで病気は判断できません。近年は、年1回のワクチン接種、人間と同じく「キャットドッグ(健康診断)」を定期的に受けたり、何度か吐いたら病院に行ったり・・・と猫の体調管理を気をつける飼い主が増えてきました。

猫への知識の増加

なんとなく『人から聞いたこと』や『伝説』を鵜呑みにしていた時代が長く続いていましたが、現在は猫の飼い方に関するムック(雑誌)や、インターネットで手軽に調べられるSNSなどで、猫の飼い主仲間の情報を得られることなどから、猫への知識が深まってきました。それでも未だ、間違った飼い方をしている飼い主がいることも現実です。

野良猫の寿命はどのくらい?

野良猫の場合、良い環境で暮らしているケースがあまり無いので、子猫のうちに死んでしまうか、運良く成長しても1歳程度で亡くなってしまいます。
ご飯が食べられる場合の野良猫は、平均で5年となり、その場合でも、飼い猫の約3分の1になります。人間で考えると60歳まで生きるはずの人間が20歳未満、もしくは赤ん坊のうちに亡くなってしまうということです。これは雲泥の差ですよね。春夏秋冬、嵐の日も、大雪の日も、体調の悪い日も、外にいないといけない野良猫にとって、生きることは想像以上に大変なことです。天候だけでなく、人間による被害(事故や虐待)で亡くなるケースも多くあります。

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猫の寿命・ギネス世界記録は38歳!

アメリカで暮らす”クリーム・パフ”という猫が38歳と3日生きたという記述があるそうです。日本にも36歳まで生きた猫がいるそうですが、証拠がなかったそうでギネス記録には載っていません。

ちなみに猫の1年は、人間の4年と計算するそうなので、クリーム・パフちゃんは152歳となります。驚異的な年齢ですが、あくまでも記録なので詳細は分からずです。どれだけ長く生きることが幸せではなく、いかに幸せな状態で生涯を送れるかが一番だと思っています。病気で短命だとしても、その間に愛情を注がれていて快適に暮らせれば、きっと幸せですね。

ちなみに、私の身近で知っている猫さんは24歳が最高年齢です。人間の時間だと、大学を卒業して就職するまでの年月ですね。とても長い間、飼い主さんと猫生を共にしたこととなります。

まとめ
猫の寿命が長くなった時代。人間との関係もより蜜になっていくと思います。これからの時代は、室内飼いが必須!世界的にその流れに進んでいます。愛猫と一緒に健康に暮らす!のがお互いとても幸せですね!
猫の病気に備えて、ペット保険に入ること、もしくは猫用貯金をすることをおすすめいたします。私は猫用貯金をしています。さらに、毎日の健康的な食事をとることで、さまざまなリスクを抑えることが出来ます。個体差がありますので、ぜひ飼い猫さんに合ったものを与えてくださいね。

▲我が家のおすすめはロイヤルカナンです!高すぎず安すぎず、猫飼いの定番商品です。1匹なら2kg、2匹程なら4kg、もっと猫の数が多ければ10kgの容量があります。キャットフードは開けると酸化してしまうので、封を開けたら密封しつつ早めに(一か月が目安)使い切ってください。

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