野良猫を撮影するときのマナーと問題

ここ数年は猫ブーム!猫に関する本やグッズが増えているように思います。猫好きの人にとってはうれしいことですよね!

でも、猫にとってはそれほど嬉しくない状況です。一時的な感情で猫を購入したり飼ったりして、そのあと捨ててしまったり、過剰に繁殖させてしまったり・・・というケースが後を絶ちません。さまざまな状況により野良猫になってしまった猫たち。そんな猫たちは、皆さんから「癒やし」の対象に見られ、写真を撮られる機会が年々増えています。私も猫の美しい姿をお届けしようと撮影していますが、いくつかマナーがあります。今回はそのマナーと問題についてお話します!

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野良猫を撮影する場所

野良猫は、皆さんが暮らしている街、観光地、離島などに多く暮らしています。猫に興味がない人だって、歩いている姿を一度は見たことがあるはず!
外にいる猫の中には、完全な野良だけでなく、外に放して飼われている飼い猫もいます。(本当は完全室内飼いが好ましいんですけどね!)

どんな野良猫?

野良猫を見かけたらどんな様子か見てください。飼われているかな?食事はしていそうかな?など。地域猫として耳カットされていると、誰かが不妊去勢してくれた印ですので、すこし安心します。

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自然な姿を撮影しよう!

猫が寝ている姿、歩いている姿など時間をかけて撮ってみると、本当にかわいい瞬間を撮影することができます。たまには、猫じゃらしを持っていって遊びながら撮影してみるのもいいかもしれません。ただし、数分にしてください。私は2~3分で止めるようにしています。あまりに興奮しすぎると、疲れさせすぎてしまいますからね!猫によっては、心臓にも負担になります。

その土地の人に挨拶してみよう


▲ワンコを散歩中の人にばったり!

撮影している場所にいた、その土地の人に「こんにちは!」などと明るく挨拶してみましょう。特に離島での挨拶は必須です。知らない人が自分の家の近くで写真を撮っているわけですから、ちょっと怖いですよね。

民家の敷地には入らない

写真を始めたばかりの時、ついついやりがちなのですが、、、誰かの家の庭先に猫がいることが多いです。そんなとき勝手に侵入して撮ってはいけません。逆に自分ちの庭や敷地に入られたらいやですよね!?

キャットフードで呼び寄せてみよう??

猫を撮影するとき、皆さんが持参するのがキャットフード。実はわたしは使ったことがありません。

目の前で与えて、余ったら片付けていってくれればいいのですが、ほとんどの方は、バーーッとバラまいて、用が済むとそのまま放置して去っていってしまうんですね!皆さんもそうではないですか?

バラまいた場所は、誰かが使っている公園、誰かの家の前や店の前、誰かが通る道路だったりします。一粒残らず猫が食べてくれればいいのですが、その餌に興味がない子だったり、お腹がいっぱいだったり、具合が悪かったりすると食べません。そのまま放置された餌は、匂いが無くなり、いずれ猫にとって興味の無い物体と化します。

猫が食べない → 乾燥 → 夜に虫がわく(Gなど・・・)
猫が食べない →  雨が降る → ドロドロ → 乾燥 → 虫がわく

そうなると、誰かが掃除をしなければなりません。

街の人や島の人は、その状況を見て、猫を排除しようと考えます。

猫のために与えた餌が、猫の命まで脅かす存在になるのです。

猫は片付けができません!

キャットフードは、持ち帰りができるようにタッパーなどにいれて持参しましょう。事前にタッパーに入れておくと下記のような利点が。

★カバンが汚れない
(カバンの中でキャットフードが散らばり匂いがつくことも)
★砂まみれのフードを食べないで済む(地面におくと砂が付きます)
★残したら蓋をして持って帰れる(その場所を汚しません)
★次の場所でまた使える


イノマタ化学 電子レンジ容器 アラカルトパック

こんな容器に入れて持参してください。ただし、強風だと飛んでいくので注意!

フラッシュはつかわない!

猫の瞳は人間とは違って、暗い場所でも鮮明に見えるようになっています。人間とは瞳の構造が違うので、フラッシュなどの強い光の感じ方も違うようです。あまりに強い光だと、瞳になんらかの障害が出て来る場合もありますので、フラッシュ機能は必ず「OFF」にしてください。暗い場所で撮りたい場合は、カメラのISO感度をあげてください。暗い場所では3200以上とかで撮影することもあります。ノイズ混じりの写真になるかもですが、味わいが出てこれはこれで素敵ですよ!

猫のいる街はすてき?

ここ最近は、猫を町おこしにつかっている観光地、離島などが数多く存在します。訪れて思うことは、観光に利用しているわりには猫はボロボロの状態で、何も管理されていないな・・・ということです。できれば猫関連商品を作るだけでなく、地域猫として街で管理してもらえると嬉しいです。猫写真家さんの中には、「猫が減る」「子猫が撮れない」「いろいろな柄を撮りたい」との理由で避妊去勢に反対される方もいるそうですが、猫の幸せのことは全く考えていないようで悲しいかぎりです。

もちろん、将来のことを考えて対応されている場所もあります。
猫の島「香川県・男木島」

2015年島で暮らす猫全頭に対し、避妊去勢手術が施されました。猫を島の家族として迎え入れ、共生することを選んだ島です。

癒される野良猫の姿?

皆さんが見ている「癒される野良猫の姿」は、天候や体調が良かった時の猫の姿です。

野良猫は365日外で暮らしています。そのため家で飼われている猫の何分の1、何十分の1しか生きることが出来ません。台風や大雪、猛暑の日はもちろん、ご飯や水がない、病気になる・・・など、人間でもそんな状態では生きられませんよね。その中の、とても良い状態のときに写された写真だということを、考えてみてください。

野良猫たちにできること


野良猫が暮らしやすくするには、不妊去勢手術、給餌、給水、暮らしている街の人の理解 が大事だと思います。別の場所で暮らす皆様にも出来ることは・・・?と考えてください。

フードの寄付

フードの寄付を受け付けている所もあります。島の人、街の人に、どこにフードを送ればいいか聞いてみましょう。

野良猫のTNR

野良猫のTNR(Trap/捕獲、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す)は最も重要です。耳カットした「さくらねこ」を増やすことは、不幸な野良猫を増やさないための一歩。数多くの団体が頑張っていますが、その中の「どうぶつ基金」は、先にご紹介した「香川県・男木島」の全頭不妊手術を行った団体です。

街を汚さない!

一番守って欲しいことです。

素敵なハッシュタグ!#僕らの居場所は言わにゃいで

野良猫の写真を撮ったら「野良猫だってみんな可愛いよ!」と皆さんに広めてください。その可愛さを多くの人に知っていただくことで、野良猫を家にいれて飼ってみよう!という方が増えるかもしれません。Twitter(ツイッター)やinstagram(インスタグラム)で投稿する時ハッシュタグとして、これをつけると猫に優しく素敵です♪

具体的な撮影場所を明記しないことで、虐待や遺棄を考えている人の悪用を防ぎまます。位置情報はOFFにしてくださいね!

最後に・・・

私は撮影でさまざまな場所で野良猫に出会い、考えて悩むことが多いです。これからも、不幸な野良猫を増やさないように、出来る限りのことをしたいです。猫好きの皆様も、ぜひ猫のために協力してくださいね!

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