早朝7時頃のイスタンブール。まだ人通りはほとんどありません。
シャッターが閉まっているお店の前に、黄色い瞳の白黒猫さんが座っていました。
話しかけると、ササーーーッと走って逃げて車のそばに。トルコでは、逃げていく猫さんはめずらしいので気になってしまいました。完全に隠れているわけではないので、人見知りさんですね。それでも、危険があったら車の下に逃げれるように、ここに移動したんでしょう。猫に安全な国とはいえ、野良猫さんは、このくらいの警戒心があったほうがいいかも。
あまり怖がらせてはいけないので、少し離れた場所から観察してみることにしました。こちらをじーーーっと見つめて警戒しています。野良猫が見つめている時は、こちらもジッと見つめると敵意があると思われてしまうので、目をそらさないといけません。
しばらく目をそらしていると・・・・・・・・・・、ほら、白黒さんも目をそらした。
サッと移動して、風で動いた葉っぱに近づき・・・・・
思わず、手がのびちゃいました。
「し・・・しまった。警戒していたのに、つい葉っぱに気をとられてしまった」の表情(笑)
そのまま誰もいない街角で、1人と1匹が、じーーーーーーっとしてしまったので、その場をあとにしました。
何度か会えば、仲良くなれそうな白黒さんでした。
おすすめの本!それでいい。細川 貂々