猫好きさん必見!台湾の猫スポット・猫村。台北から日帰りOK!

台湾にある、猫だらけの村「猫村」に行ってきました。 台北駅から約1時間、平渓線(ピンシーセン)にある田舎の村「侯石同(ホウトン)」。昔は炭坑の町として栄え、現在は猫好きな人たちのための観光地となっています。村中に猫が暮らしている場所として有名なので、以前から行きたかった場所です。 訪れたこの日は、旧暦のお正月の前で、休日を楽しむ現地の学生たちがたくさん来ていました。お店はそれほど多くないのですが、滞在時間は約1~3時間です。

台湾の猫
ホームにいた黒白の猫さん

 

電車を降りるとすぐに黒白の猫が。出口に向う人々の足の間をぬけて、ゆっくりと歩いています。まるで、来てくれた人たちを歓迎しているみたい。人々の波が過ぎると、猫のオブジェがついたベンチの下にペタンと座り込み、優雅に毛づくろいをはじめました。「こんにちは」と話しかけながら触ってみても何も動じない猫さん。人懐っこさはありませんが、とても慣れている様子です。

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川側には、芝生が広がり美しい風景です。

 

台湾の猫
川沿いのあるベンチで休むキジトラ

 

村は、線路を挟んで川側と山側に分かれています。 川側に行ってみると小さな飲食街と炭坑資料館などがあります。どこまでも続く広い芝生の道には、十匹ほどの猫たちがのんびりと寝たり歩いたり自由にうろうろ。観光客は持参してきた猫じゃらしを使って猫たちと交流。猫じゃらしの動きに合わせて、コロコロ転がったり、ジャンプしたりする猫の姿を見て、とても和やかな時間が流れていました。なかでも黒白の猫と、三毛猫はいつまでも楽しそうに遊んでくれるので、色々な人が代わる代わるやってきて猫じゃらしを左右に振りだしました。遊んでいるというよりかは、猫の方が人間の相手をしているようにも見えます。

台湾の猫

猫じゃらしに夢中!

 

台湾の猫

ずっと遊び続けるその姿は、まるで接客しているよう!

 

山側は「猫村」と呼ばれ、山並みに民家が立ち並び、その周りに数十匹の猫たちが暮らしています。私が見ただけでも30匹ほどいたと思います。猫の一部は首輪をつけられて管理されています。

台湾の猫

かわいい猫のイラストが描いてある家も!


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台湾の猫

山側にある土産もの屋さん

 

猫たちには、「芽芽」「猫熟女」「大頭」「美女」「黒白郎君」「安安」「楽楽」「虎妹」など、生い立ちや見た目から考えられた名前がつけられていて、猫が店番をしている村のお土産屋さんに、名前のパネルが飾られています。店主が、ボランティアで避妊去勢をしたり、病気の猫の面倒を見ているとのこと。お店の中の檻で眠る4匹の猫たちが見えたので、会わせてもらいました。お店の方は、日本語も英語も通じないため、こちらから「病?」という文字を書いて見せたところ、「太小(小さいです)」「打疫苗了(ワクチンを打った)」という返事。仔猫のため、ワクチンを打ったということだそうです。しばらくして落ち着いたら、外で自由に過ごすことができるのでしょうね! たくさんの方からの寄付によって、猫たちへの給餌や管理がされています。

 

台湾の猫

ワクチンを打ったったあとの猫たち

 

歩いてみると、村のあちこちに、ご飯が入ったお皿、お水などが置かれ、猫たちは歩いたり、寝ていたり・・・。 置いてあるダンボール箱にすっぽりはまって熟睡している子もいました。ダンボール箱好きは世界共通みたいですね!猫だけでなく、たまに犬に出会うこともあり、日本ではなかなか見ることができない光景です。

台湾の猫お皿に置かれたキャットフード

 

まさに猫のためにあるような村。日本にもこのような広い場所があるといいですよね。台北から日帰りで行くことが出来て、さらに自然いっぱいなところも魅力的です。猫好きな皆さんは、ぜひ一度訪れてみてください!

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