愛媛県、長浜港からフェリーで約30分ほどの場所にある、離島「青島」
観光地ではなく、民家しかない場所ですが、平日でも数十人の人たちがこの島を訪れます。
来島者の目当ては、たくさんの猫たち。ここは島民が15人に対し、猫が100~150匹ほどいると言われている場所なのです。
つい数年前までは、このフェリーは島民の足、物資の運搬のために使われていただけですが、雑誌やインターネットで「猫の島」と紹介されたことをきっかけに、今では全国各地、さらにはアジアの観光客までがわざわざこの島を訪れるそうです。
私もはじめてこの島を訪れました。
1日2便しかない船のうち、早朝の便に乗りました。平日にもかかわらず、20人ほどの方が乗船されていたと思います。愛媛県の中心地(松山)から、アクセスがしやすいとは言えない場所なので、たくさんの方に驚きました。土日になるとフェリーに乗れない人も出てくるとのことです。
フェリーが到着すると、船着場にはたくさんの猫がお出迎えをしてくれます。
この島の猫たちが増えだしたのは、観光客が訪れるようになった、ここ数年だそうです。
理由は「餌をもらえるようになったから」。
観光客からもらう餌が、猫たちの大事な食料です。さすがに15人の島民(ほとんどが老人)の方々が、すべての猫たちの食料を準備できるはずがありません。
この日は、雨が数日続いたあとの天気の日。
雨の間は、観光客があまり訪れず、ご飯が十分に食べられていないため、何かもらえないかと心待ちにしているのです。
特別に、船員の方が、キャットフードを少しだけまくことになりました。
一粒でももらえるよう、走りだす猫たち。
島を汚さないため、観光客は決められた場所以外で、ご飯をあげてはいけないことになっています。
観光客がご飯を与えてもよい「えさ場」に向かう猫たちです。
この細い道は、船着場と「えさ場」をつなぐ道。
島では、都会とは違う環境の中で暮らす猫たちの姿を、たくさん見ることが出来ます。
猫たちの様子は、また次回続きをお届けします。
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送り先
〒799-3470
愛媛県大洲市長浜町青島53
青島猫を見守る会 紙本 直子様
電話番号は shiokaze@ace.ocn.ne.jp までお問い合わせ下さい。