世界遺産「イスタンブールの歴史地区」の一部にある「アヤソフィア博物館」は、イスタンブール観光でははずせない場所のひとつです。かつては、カトリック教の大聖堂として使われており、現在では博物館となっています。ドーム型の歴史を感じる屋根が美しいです。
広場や館内には、猫が何匹か暮らしています。その中でも、「トルコで一番有名な猫」と言われているのが、このキジトラの「グリ」さんです。
館内を少し探してみると、目立つところに寝ているグリさんを発見!グリさんに会いに、アヤソフィアを訪れる方も多く、私もそのうちの一人です。(炎天下の中1時間ちかく並びました・・・)
有名になったのは、2009年にアヤソフィア博物館を訪れたオバマ大統領に、可愛がられたから!グリさんを撫でている写真がとても話題を呼びました。
グリさん、観光客にとても慣れています。この時は寝ていましたが、グリさんに会いにきたこのおじさんが座ると、起きて近くに寄っていきました。
グリさんは大体この、一番メインの祭壇近くにいるようです。人が立ち入ることが出来ない歴史的な置物などの上に乗っていてるのが日常だそう。
「グリ」とは、寄り目という意味のようです。あら、グリーン色の瞳がかわいらしい♪
「あ!!グリ、グリ!!」と言いながら、あらゆる国の観光客が集まってきました。みんなグリさんを囲むようにして和んでいます。なんだか珍しい光景ですよね。このうちの一人が、持っていたミネラルウォーターのフタに水を入れて飲ませたところ、グリさん美味しそうに飲んでくれました。
このあと、グリさんは「ケホッ」と咳をして、毛玉を吐いたのですが、それを見ていなかった観光客が毛玉(嘔吐物)の上に腰掛けてしまい、まわりのみんなが「あーーー!!!」と驚く場面も。座ってしまったお兄さんは、なんと真っ白な半ズボン。茶色いシミがついてしまい、一緒にいた友人と一緒に大笑い!とんだ、グリさんからのお土産となってしまいました。
しばらく観光客の相手をしていたグリさんですが、何十人もやってきたので、途中で疲れてしまったようです。呼びかけても、後ろを向いてしまっています。
ミフラーブと呼ばれる、礼拝堂正面の横側の壁にすっぽり入ってしまいました。ここは人が入れない場所です。
「はぁ・・・疲れたにゃ~」の表情。休んでいる間も、写真のモデルになっています。
金色の光に照らされて神々しいグリさん。グリさんは、ライトが好きみたいで、この光の元になっているライトボックス本体に乗っていることもあるそうです。
しばらくすると、観光客がいなくなり・・・・・また同じ場所に戻ったグリさん。
くつろいでいるポーズがかわいいですね♪
誰にでも懐いてしまう可愛い猫グリさん。今日もたくさんの観光客の相手をしているのでしょうね!これからもお仕事がんばってね。
おすすめ!3Dクラフト アヤソフィア