ボスポラス海峡沿いのグレー白猫【連載】イスタンブールの100匹猫さん 58匹目

イスタンブールは、ヨーロッパ側とアジア側にまたがっています。このボスポラス海峡(ボスフォラス海峡)を挟み、こちら側がヨーロッパ側、右側方面がアジア側となります。とても広く美しい海峡沿いを、時間をかけて歩いてみました。真夏だったので、たくさんの人が海水浴をしています。5~60人は見かけましたが全て男性でした。女性は水着にはならないのでしょうね・・・。

ここでも、数人のおじさんが日光浴をしています。その後ろには、おじさんが乗ってきたと思われる自転車とバイクが置かれており、その近くにグレー色の猫さんがいました。

あ!久しぶりに見かける猫さんだー」と思い、自転車のそばにしゃがんで写真を撮っていると、岩場から慌てた様子のおじさんが走ってきます。自転車には荷物が積んであったので、たぶん泥棒だと思われたのでしょう。私が猫とカメラを指さし、写真を撮っていることを伝えると、「OK!!OK!!」と笑いながら手の平をあおいでくれました。

グレー色の猫さんは、タイヤにスリスリしています。

なんてきれいな子なんでしょう。人に慣れているし、体つきはしっかりしているし、左側の顎が少し汚れてはいますが、美しい猫さんです。海岸沿いの家で暮らしているのかな?

この時、日差しの部分は猛暑!人間も思わず日陰に入りたくなってしまいます。私も長時間、海岸沿いを歩いてきたので、かなりバテており、この猫さんと一緒にしばらく座っていました。

バイクの日陰でのんびり休むニャ~。と言わんばかりに、ごろごろ。

お腹を見せて甘えるグレーの猫さん。トルコでグレー色の子はあまり見かけなかったので、とても嬉しいです。

バイクに顔をこすりつけてスリスリ。

しばらくすると立ち上がり、海岸沿いの道を眺めました。人は歩いておらず静かな道です。海の音と、たまに通るフェリーの音しかしません。

もっと静かな場所で眠りたい・・・・・・と思ったのかもしれません。海岸沿いの岩場の間に消えていってしまいました。元気でね!!!


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