台北市内から比較的近い猫スポット「義天宮」に行ってきました。
「義天宮」は岩合さんの「世界ネコ歩き」にも登場した、猫好きには有名なお寺です。猫がたくさん!というわけでもありませんが、色鮮やかなお寺の風景に溶け込む猫の姿を見ることができます。
暮らしているのは8匹ほど(2016年現在)。実際に訪れて会えるのは1~3匹という感じです。もちろん運が良ければ全猫に会えるかも!
河を渡った「三和国中」という駅から徒歩約5分です。
ここが義天宮!台湾のお寺ならではの派手な装飾ですね。5分くらいあれば参拝が終わってしまうくらい、小さなお寺です。
この日は雨。階段が急なので、滑らないように注意しました・・・。
お香の香りが漂う静かなお寺です。常に参拝者が数人はいました。どのような祈りの仕方かわかりませんが、お香をもって、祭壇を行ったり来たり、さまざまな儀式のような事を繰り返していました。
祭壇の前のソファのような場所に黒白の猫さん発見!すやすやと眠っています。
近づいても寝ていた黒白さんですが、話しかけたら起きてくれました。ソファには爪をといだ跡がたくさんありますね!
呼んだら来てくれました!
このソファみたいなところは、膝をついている人がいたので、お祈り用のようです。
とても絵になる黒白さんです。前足のところ、袖がパツンと切られた感じで半袖みたい!黒色に白い毛が混じっているので、少しお年寄りなのかもしれませんね。
何箇所かにキャットフードとお水が置かれていました。
ここで、日本語がほんの少し理解できるお寺のスタッフの方に案内してもらいました。まずは事務所にいた洋風の猫さん。サマーカットをしたばかりだそうです。ピンク色の首輪がかわいい!
奥さまにスリスリ。人懐っこくてかわいらしい子です。
しっぽが長い、ブチの三毛猫さん。こちらも奥様の足元にスリスリ。
日本のリンゴの箱で、ぐっすりと眠る三毛猫さん。
お守りのようなものを下げているキジトラさん。
事務所奥からつれてきてもらいました。起こされて何だか眠そう・・・・・。
そして三毛猫さん。先ほど会ったブチの三毛猫さんに似ていますが、違う子です。
「この子を撮るのは、あなたがはじめてー」と言われました。どうやら恥ずかしがり屋さんで、あまり表には出てこないそうです。
「ほんとは大きなボスがいるんだけど・・・・・」
と、お寺のすみまで探してくれたスタッフの方。ボスくんは残念ながら、見つかりませんでした。猫たちは外とお寺を自由に行き来しているため、外出していたり、別の場所で寝ていると会えません。
今いる猫たちの名前を書いてくれました。日本語にはない漢字もありますが、日本語にあててみると、「かわいちゃんー」「やさしちゃんー」「はずかしちゃんー」「ぼすー」だと、教えてくださいました。性格が愛称になっているみたいですね!
本当はお互い言葉がもっと通じれば、どうやってお寺に来たのか聞きたかったのですが・・・、分かったことは、ここにいる子はみんな親兄弟ではないこと。元野良猫だったということです。
その後も、お寺まわりの猫情報を教えてくれたりと優しい方で、猫たちのことも溺愛していることがわかりました。
猫に会えるかは、運次第といったところですが、アットホームで、とてもすてきなお寺なので一度訪れてみてくださいね!
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