海外の人と猫の話をするとき、きっと役立つ猫単語をお届けします。
日本では、黒と赤(オレンジ)の、混ざりあった色の猫のことを「サビ猫(錆猫)」と呼びますが、英語では「tortoiseshell cat (トーティシシェル キャット)」と言います。
ネイティブの発音を聞くと、聞き取れないくらい難しいです。
tortoiseshellは「べっ甲模様の」という意味だそうです。昔の家にはひとつくらいべっ甲色のクシや髪留めがありましたよね!?それに似ている柄です。ちなみに、三毛猫のことを「tortoiseshell cat」と呼ぶ方もいます。実際、三毛猫かサビ猫か?と判断に迷う柄の猫さんもいるので、どちらでも通じると思います。
サビ猫さんって・・・、あんまり綺麗な色じゃないわーと思う方もいるかと思いますが、本当はとーーーっても魅力的なんです!
サビ猫は三毛猫と同様に、ほぼ全員がメス猫。なぜか性格が穏やかで、人懐っこく、とても優しい子ばかりなんです。私が出会ったサビ猫さんたちも、仲良くなると、みんな本当におっとりしている子ばかりでした。そのため、一度サビ猫を飼ってしまうと、その魅力にとりつかれて、また次もサビ猫さんを飼いたくなってしまいます。これを読んでいる方の中にも、そんな「サビ猫LOVE」さんが、いるのではないでしょうか!?
今回はそんな可愛いtortoiseshell catを10匹ご紹介します。
【tortoiseshell 1】
まっすぐとカメラ目線が美しいサビ猫さん。マルタ島で暮らしています。カメラを見つめて、何を思っているのかな?
【tortoiseshell 2】
1匹目と違って、瞳が緑色のサビ猫さん。沖縄で暮らしています。触ってみたら、毛がふわふわでした♪
【tortoiseshell 3】
瀬戸内海の離島で暮らしている子。足が長くて素敵!
【tortoiseshell 4】
ものすごく濃くて黄色い瞳!何かに興味がある時、目は真ん丸になりますね!あごが薄いオレンジ色な所も素敵です。
【tortoiseshell 5】
この子は、茶色の部分が少し赤色っぽいですね。茶色の部分だけでも、みんな少しつづ色が違います。
【tortoiseshell 6】
お花を見つめる乙女なサビ猫さん。ちょっとセンチメンタルな気分?
【tortoiseshell 7】
木や土がある場所だと、体の色が保護色となり見つけにくいサビ猫さん。でも、白い場所だと目立ちすぎ!
【tortoiseshell 8】
するどいハンターの瞳!が猫らしくて素敵ですね。野生な部分を持ちながらも、人間とうまくコミュニケーションを取れるところが、猫の素敵なところの一つです。
【tortoiseshell 9】
上半身は黒が多め、下半身はオレンジ色が多めのサビ猫さん。普段はとっても仲良しのチャトラ(オス)といつも一緒にいます。
【tortoiseshell 10】
最後は、ハワイで暮らすサビ猫さん。耳が大きくて素敵!後ろのチャトラは兄弟なんですよ!