昼下がりの通り道、ピザ屋さんの前に黒白の猫さんが座っていました。イスタンブールのみなさんは、店内よりも、外で食べるのが好きみたいですね。
このあたりに家があるのかな?しっぽが長くて、とてもきれいな黒白さんです。ピザが欲しいわけではなくて、ただここで遊んでいるみたい。
話しかけられると、びっくり真ん丸お目々で「ニャッ!」と答えてしまう、お茶目な黒白さんです。
実は、1枚目の写真の右端にも映っていましたが、植木の影にはキジ白さんがくつろいでいます。
胸の白さがとても美しいキジ白さん。私が近くに来たからなのか、ぱっちりと目を覚ましています。
道の真ん中にいる黒白さんは、たまに車が通ると足早に去っていきます。運転手さんたちも、猫がいるのがわかると徐行したり一時停止したりして、猫に道をゆずってくれています。
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次の瞬間、遠くを見つめながら、キジ白さんが突然立ち上がりました。
「うぅぅーーー!」と唸りながら、箱の上に飛び乗るキジ白さん。先ほどの黒白さんも急いでのぼり、威嚇しています。見つめている先は、お散歩中のワンコ。ワンコが苦手な猫たちなんですね!それにしても、キジ白さんの逆だった背中の毛と、膨らんだしっぽが可愛らしいです。
飼い主さんが、ワンコを引っ張って足早に通り過ぎたので、何事もなく・・・。キジ白さんも、平常に戻りました。人間はいいけれど、自分の縄張りに違う動物が入ってくると、やっぱりハラハラしてしまうのですね。イスタンブールでは、犬を散歩している人をあまり見かけなかったので、猫たちにとっても、とても珍しい出来事だったのかもしれません。