猫のストレス行動・原因と対応について

猫のストレス

トイレ以外での排泄

トイレが清潔になっていないと別の場所にすることがあります。柔らかい布の上にする場合は、泌尿器系の病気になっている可能性があります。別の場所にした場合、そこにニオイが残っていると、また繰り返すので必ずきれいにしましょう。(ニオイが取れない素材の場合は、廃棄した方がいいかもです)

布を噛みちぎり食べる

子猫の時から親兄弟と離れている場合、噛んだり舐めたりする感覚がわからずに、ずっと布に執着してしまうことがあります。布は排泄されない限り、お腹に溜まってしまいますので、布製のものを置かないようにしましょう。スキンシップを多くするなど対策を取ります。1匹飼いの場合、仲良くなれそうな猫を飼うのもいいかもしれません。(相性がありますので必ずトライアルをしてください。)布と同じくティッシュやビニールも消化されませんので、触れない場所に置きましょう。

狭い場所に隠れて出てこない

怖かったり不安な事があると出てきません。引っ越し先、来客、模様替え、地震などでも隠れます。クローゼットの中、棚や冷蔵庫の後ろなど、狭くて暗い場所に隠れます。しばらくその場所で落ち着かせておいたあと、ご飯などで誘導して出しましょう。

体の同じ場所を舐め続ける

同じ場所をずっと舐め続けて、毛が禿げたり、皮膚に炎症が起きたりします。その部分に疾患が無いか受診をしましょう。疾患が無い場合は、舐め始めた時にスキンシップをとり、できるだけ注意を逸らします。

新しい猫を迎え入れた時

狭いところに隠れてしまったり、鳴き続けることが何日も続いたりします。半分布をかけたケージを居間に置き、新しい生活や家族の様子を見せて慣らせます。子猫で3日くらい、大人だと性格によっては何週間も続いたりします。


アイリスオーヤマ ペットケージ 3段 ホワイト 幅93×高178cm

▲仔猫でも、すぐに大きくなりますので、大人になっても使えるケージを選びましょう。中にはトイレや器を置くので大き目の方がおすすめです。

鳴き続ける

新しい場所に来たりして不安だと鳴き続けます。高齢猫の場合、認知症の可能性もありますので、病院で相談しましょう。

大きな鳴き声が続く

保護したり、家に来たばかりの猫が「わおーん」と、大きな鳴き声で鳴き続けるのは不安からです。特に夜中に鳴き声が続くときは、どんなに猫に慣れている人間でも参ってしまいます・・・。夜だけ隣の部屋に置いたり、耳栓をして寝たり、車の中で寝たり‥・としばらく我慢するしかありません。飼い始めの時に寝不足になった経験は、皆さんあるそうです。ケージ生活が慣れてきたら、行動範囲を増やしてみたり、少しづつ家に慣れさせて安心させましょう。何日か、何週間かで鳴かなくなります。


【日本人向けデザイン耳栓】GR 耳栓 防音 安眠 睡眠 遮音値32dB

その他の原因を考える

猫は変化に敏感で、ストレスを感じやすい動物です。言葉を喋れないために、何に原因があるのか試してみないと分かりません。普段から下記のようなことを注意してストレスがかからない生活にしましょう。

 

・トイレやベッドまわりを清潔にする→ たまに洗いましょう(無香料の洗剤がおすすめ)
・おもちゃを与える→ 抱っこして蹴れるもの、走れるものなど
・フードに飽きていそうな場合、他のに変えてみる→ 食べることは大きな楽しみです。
・寂しくないように撫でたり抱っこをする→ 逆に構い過ぎて寝させないのもストレスになります。
・1匹でいる時間が長すぎる場合、2匹目も検討する→ 逆にストレスになる場合もありますので、その子の性格を見て考えてください。
・上下運動ができる環境がない→ キャットタワーを置く。
・部屋の快適度を保つ→ 気温は人間の快適度合いとほぼ同じです。換気も忘れずに。
・嫌いなニオイを断つ→ 芳香剤や消臭剤、アロマ、ハーブなど良い香りのするものは、猫にとって体に悪かったり、嫌いだったりしますので無香のものを選びましょう。

 

ストレス行動は病気で起こっている場合もありますので、改善されない場合は、病院で相談してみましょう。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事